
1200年の歴史を持つ銀山、観光用の坑道と、露天掘りの跡が
公開されています。アンダーグラウンドの世界を1時間。

坑内には滝があります。涼しい限り…

生野から、更に播但自動車道で終点の和田山まで。そこに日本で唯一と
言われている蒟蒻懐石の専門店「一粒」があります。

蒟蒻尽くしです。懐石料理の脇役ではなくて蒟蒻が主役です。

久し振りに、プライベート・サイト itsumi.netを更新して、そこに
掲載しました。詳しくは、
http://itsumi.net/
《授業より》
授業で空間デザインを扱った先生の話の中で「鳥居」が出てきました。
鳥居って、何で鳥居? 神社の参道の入り口にある鳥居ですが、考えた
ことがありません。京都の伏見稲荷へ行くと、参道が鳥居だらけ…
吉野ヶ里遺跡からも村の入り口に鳥居の原型らしきものが発掘されて、
その鳥居には鳥が乗っていて「豊作を祈る鳥」という解説もあります。
「仮説ですが…」という前置きがありましたが、先生は、本来は鳥居では
鳥を飼っていて、鳥が居たから「鳥居」とのこと。では何故鳥を飼って
いたかと言うと、吉野ヶ里遺跡は、以前は海沿いの集落で、我が家の近く
にある海神社も、海の近く、漁港の中心とも言える場所に神社があって
大きな鳥居は、神社の中ではなくて、海岸にそびえています。
舟で漁業に出て、沖合い遠くまで行った時に、場合によっては潮に
流されて、或いは悪天候で海上で迷ってしまうことがあります。その時に
鳥居で飼っていた鳥を舟に積んで、一羽ずつ舟から放すそうです。
そうすると、鳥の帰巣本能で、飼われていた鳥居に向かって飛び立つので
それを目印にして港に向かったのではないかと。
聖なる意味が鳥居にあったのではなく、実用的な意味が発端で、
そのことが転じて今の鳥居になったのではないかと言うことです。
いろいろなことの意味を考える時に、何かに捉われるのではなくて、
いろいろなベクトルから探ることの大切さを学びました。