2006年12月30日

変奏曲

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 グレン・グールドというピアニストがいました。独特の演奏
スタイルで、当時、朝日ジャーナルを賑わせていた浅田彰は
「もぐら」と評していました。グールドのCDには、ピアノの音に
混じって鼻歌も録音されています。

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 手元にグールドが演奏するバッハのゴルトベルク変奏曲のCDが
2枚あります。同じ音源で、何故2枚あるのか、私自身も忘れて
しまいました。良く聴いていた頃があったので予備(?)に
買ったのかもしれません。

 この変奏曲にまつわる逸話、この曲は2段鍵盤付きクラヴィ
チェンバロのためのアリアと種々の変奏というのが正式な名前
ですが、バッハが音楽を手ほどきしたゴルトベルクが、不眠症に
悩むカイザーリンク伯爵のためにこの曲を演奏したという逸話
ゆえにゴルトベルク変奏曲と呼ばれています。

 年末の12月30日、大掃除も一段落して、ホッとして冬の
陽の光を浴びながらグールドの演奏を聴いています。セリー(線)の
演奏とも評されて、確かにBGMで聴いていても、いつしか惹き
込まれてしまうことが多いです。

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 ゴルトベルク変奏曲は、ランドフスカのチェンバロによる
演奏の評価が高く、私にも耳に馴染んだ演奏なんですが、
グールドの演奏が脚光を浴びてゴルトベルク変奏曲といえば
グールドピアノが定盤になってしまい、私もいつしか耳に
馴染んでしまいました。


 変奏曲 variations  

   〜確かに… と、妙に納得しながら聴いています。

posted by student at 11:47| 日記

2006年12月28日

港 神戸

 いつも、長閑な郊外の風景が多いので、今日は
久し振りに神戸の港の風景です。

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 神戸駅の南、ハーバーランドのモザイクからの神戸
の港の風景です。阪急百貨店と、旧ダイエーの
間の空間。神戸の中心の三宮や元町にはない光景です。

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以前、ここに電器店の星電社がありました。震災直後は
三宮店が壊滅的な打撃を受けて、ここがメインの店舗の
ような感じになっていました。星電社がハーバーランドから
撤退して、ダイエーも撤退。西武百貨店も10年ほど前に
撤退しましたので、ハーバーランドの大型店舗は阪急百貨店
だけです。でも、ハーバーランドやモザイクって、結構
人の流れも多いです。元町や三宮とは、ちょっと街の感じが
違うのかもしれません。

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 遊覧船のコンチェルト、その向こうに 見える赤い
タワーが「ポートタワー」、青白いテント のような
骨組みが港の博物館です。この辺りが港・神戸の観光地の
貌であり、国内航路の玄関です。

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 右は、観覧車、絵になるのか、テレビの中継で「神戸」の
貌のようによく電波に乗っています。


 クリスマスが終わって、大晦日や正月の賑わいの
狭間の平日、レストランも空いていて、ゆっくり港の
景色も楽しめました。

posted by student at 19:29| 日記

2006年12月24日

クリスマス・イヴ

 今日はクリスマス・イヴ。聖書の舞台のユダヤ歴では
一日の始まりが”日没”。つまりクリスマスは、日没の
クリスマス・イヴニング(クリスマスの夕べ)から
始まって次のイヴニング(夕べ)まで。

 クリスマス・イヴのほんとうの意味は、クリスマスの
日の始まりとなる夕食にクリスマスを祝うというような
意味だったようです。

 今は、イブ(eve)という言葉に「前夜」というような
意味があって、前夜祭というような意味で使われることが
多いようですね。昨日、12月23日は天皇誕生日の休日
でもあって、”イヴイヴ”という表現を何度か耳にしました。

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 我が家の近くにある、レーヴド・シェフというケーキ屋
さん、垂水駅の北にある小さな店構えなのですが、
イヴイヴで小さな店は物凄い混雑していました。

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 今日は、クリスマス・イブ。寅さんの映画のDVDを
さっきまで見ていました。瀬戸内海の琴島が舞台、
ちょっとセンチメンタルになりました。

 クリスマス・イヴニングのこの時に、遠く中東の地で
2000年前にイエスキリストが馬小屋で生まれた
誕生日ですね。


posted by student at 22:05| 日記

2006年12月23日

 穏やかな年末の土曜日。今日は朝から大掃除です。
冬至を挟んで晩秋から冬の時期は、朝まだ暗いうちに
家を出て、日が暮れてから帰宅なので、日の光が家の
奥まで差し込むこの時期の休日は、自宅が輝いて
見えます。

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 大根の葉っぱの根元を庭に植えたのが、10日程
して、葉が生えてきました。真ん中の写真の奥は
2,3日前のものなので、包丁の切り口がそのまま
ですが、よく見ると、葉が生え始めているようです。

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 この写真は、玄関脇の半畳ほどの庭に毎年、春先に
花を咲かせる鈴蘭(?)の芽が、数日前からにょき
にょきと・・・。球根がこの土の下にあるんでしょうね。
毎年花を咲かせてくれます。

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posted by student at 21:52| 日記

2006年12月20日

CD クリスマス・ソング

 この時期、クリスマスソングのCDを聴くことが
多いです。車の中でも、自宅でもBGMで・

 でも聴くのは、どれも10年以上前に買ったモノ
ばかりです。12月の半月ほどしか聴かないので
毎年同じでも飽きませんし、逆に、この時期になると
同じCDを聴くと決めているのも良いものかなあ〜と。

 何枚かあるクリスマスソングのCDの中から
お気に入りのCDを紹介します。

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 アカペラの2枚です。もう十数年聴いて
います。私の特にお気に入りの2枚です。

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 英語と、フランス語と日本語の クリスマスソングです。
アカペラもありますし、 伴奏付きもあります。

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 アカペラが多いクリスマスソングと、 12年前の
マライア・キャリーのCD、7オクターブ の音域がある
歌手と話題になって買ったのが、 阪神大震災の直前の
クリスマスの頃でした。

 これからも毎年のこの時期には、CDラックの
片隅に眠っている、これらのCDの出番が増える
時期です♪
posted by student at 21:49| 日記

2006年12月19日

寒々しい風景

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 今日の国道175号線に設置された三木の温度計はー1℃、
氷点下の世界です。小野市を過ぎて加東市に入ると、一面が
靄(もや)に包まれたような感じで、幻想的というより、
寒々しい光景が広がっていました。写真を撮るために車を
降りてアチコチ歩いているうちに手がかじかんでしまい
ました。

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 ちょっと車で走ると、靄は晴れて朝日が眩しかったです。
遠くから見ると、雲海のような感じだったのかなあ〜と。
今、空は晴れ渡っています。日の出直後のイリュージョン
のような光景でした。

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posted by student at 21:46| 日記

2006年12月18日

冬景色

 寒波が近づいているようで、昨日の日曜、夕方頃には
冷たい雨が降っていました。今朝、雪景色を心配したの
ですが大丈夫でした。神戸から国道175号線沿いに北上、
播磨平野をひたすら北へ。三木にある国道の温度計が0度、
赤い「凍結」が点滅していました。

 播磨平野の北、加東市で、ちょっと前から道路沿いに
オレンジの袋が置いてあったのですが工事用のものだと
思っていました。でも今朝は目にして気付きました、凍結防止剤。

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もう坂道に置かれる季節なんですね。畑の野菜も凄い霜を
被って、畑一面が真っ白に見えるぐらいでした。

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 駐車場で車を停めるて隣の車の上を見ると、ここにも
霜? ・・・霜ではなくて、雪が降ったようです。畑が真っ白
だったのも、雪だったようです。

 冷たい風が吹いています。今日は午後から寒波が強くなる
ようで、暖かくしないと・

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posted by student at 21:43| 日記

2006年12月17日

栗、蕎麦、そして黒糖

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 宮崎土産に、栗焼酎と蕎麦焼酎をもらいました。
私は、麦焼酎がイマイチ好みではなくて、もっぱら
黒糖焼酎、時々個性的な芋焼酎を口にします。
栗焼酎ははじめてでしたが、まろやかな栗の香ばしさ
が漂ってくるような感じでした、蕎麦は・・、ちょっと
蕎麦の香りがわからなかったです。

 酒屋に行くと、いろいろな焼酎の銘柄を目にする
ようになりました。でも麦がほとんどで、黒糖は
かなりの少数派です。栗は、探したこともないのですが、
今度探してみます。
posted by student at 21:40| 日記

2006年12月16日

冬、そして春の兆し

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 晩秋というより、初冬という雰囲気になってきました。
店の飾り付けや広告や街の賑わいで、季節を感じる
こともあります。テレビ番組やコマーシャルも・・・

 初冬の日の光は、結構斜めから射し込むので、夏とは
イメージが違った風景を醸し出してくれることがあります。
冬の日の光は寒さの象徴ですが、でも柔らかさを感じます。

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 キャンパスの正門を散歩しました。東へ向かって生涯教育センター
の東側をぐるっと回って、中国自動車道沿いの南側の道を西へ向かって、
寮と生涯教育センターの間の道まで。

 まだまだ堅い木の芽を見つけました。 春一番に萌え出る為には、
何もかも凍ってしまう真冬の 寒さの前に、春の準備をするのかも
しれません。

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posted by student at 21:39| 日記

2006年12月06日

冬景色

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 12月に入って、特にここ2,3日寒い日が続いています。
神戸から国道175号線で三木市に入って、国道に設置
されている温度計が、「凍結」と赤い表示がされて、
今朝の気温は0度、昨日は1度でした。加東市で車を
降りると寒いです。
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 田んぼが一面に真っ白。畦道も霜が降りて、カメラを
近づけてマクロ(近接)撮影すると、ちょっと幻想的な
風景、小さな虫になった気分です♪

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 この写真、これは落葉してしまった紅葉です。
この木は、約1週間前の11月29日の日記の左の写真の
木なんです。(クリックして拡大して、確認して下さい。)
1週間で、こんなに・・・

 湿度を気にして、目薬とリップクリームを欠かさずに、
そして水分を取って、風邪に罹らないように気をつけます。
posted by student at 21:33| 日記

2006年12月03日

産業技術教育学会 和歌山

 日本産業技術教育学会の近畿支部大会が和歌山大学であった
ので、昨日は、神戸から和歌山へ出掛けてきました。最近は
車で出掛けることが多いのですが、昨日は観光ではない ので
電車を乗り継いで・。一度、阪大の基礎工学部での講演の時、
思ったより時間が掛かって、駅からタクシーに乗って、降りて
からキャンパスを走って会場に行ったことがあります。
その時の教訓で、かなり早目に出掛けて、タップリ時間の余裕を
持てたので、電車の中では、発表の練習をしていました。15分
で収めたかったのですが、神戸辺りでは20分近く掛かっていたのが、
何度も口の中でモグモグと練習して、和歌山を目の前にした辺り
では15分程度に収まりました。しっかりと刈り込んで・・・。

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 話がちょっと戻りますが、御堂筋線の梅田に着いたのが朝の
6時半過ぎ、ホームに 降りてしばらくしても全然電車が来ない
ので、あれっ?と 思って時刻表を見ました。あまり朝早い
時間や夜遅い時間に 御堂筋線を利用したことがなかったので、
御堂筋線は、 どんどん電車が来るものだと思い込んでいま
したが、 流石に朝の早い時間は10分間隔。ホームで待って
いる時間が 物凄く長く感じました。郊外の、私の最寄り駅
では普通電車しか停まらないので15分間隔。朝夕は、それでも
7〜8分間隔ですから、10分間隔だとイライラするような
待ち時間ではないのですが・・・、でも長く感じました。

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 南海電車に乗るのは10年ぶりぐらいです。帰りは、
座席指定の特急に乗って帰ろうと思っていたのですが、
結局、神戸・三宮まで車に便乗させてもらったので、
南海特急指定席は当分お預けです。奈良に行く時は、
近鉄の座席指定の特急を時々利用しています。

 和歌山と言えば・・・、みかん、梅干、那智黒・・・。昨日
はじめて知ったのですが、紀三井寺辺りの金山寺味噌も
名産のようです。結局梅干を・。高いのは敬遠して、
つぶれ梅を選んでしまいました。

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posted by student at 21:30| 日記