2007年05月31日

赤葡萄酒

 家の近くにミニコープがあります。今日帰りに立ち寄って
赤ワインを買いました。

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 以前は、数千円のワインを買ったりしていましたが、最近は
国産の安いワインを時々買うだけです。でも、赤ワインの辛口
は、なかなかなくて、あっても国産の安いワインとしてはかなり
割高でしたが、ミニコープに、安い辛口の赤ワインがあったので
つい手が出てしまいました。

 明日からの「お買い得クーポン券」があったので、もらって
きました。明日から、もう6月・・・

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posted by student at 19:48| 日記

2007年05月30日

神戸港湾線


 勤務校の南に、JR神戸港湾線の廃線跡が残っています。
JR灘駅の東から、税関辺りへ続く線路です。今は架線が取り
外されています。

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 東海道本線が東京から大阪ではなくて、神戸までなのは、
港の故だという話を聞いたことがあります。神戸駅が終点で
駅の位置も、もっと浜側で、今のハーバーランドの辺りだった
のでしょうか?大阪駅が、大阪の街ではなくて、当時は大阪の
街の外れだった田んぼの中に駅が出来たのも、神戸へ線路を
伸ばす為だそうです。田んぼを埋めたので「埋め田」、それが
転じて「梅田」となったそうです。

 突堤まで引込み線が張り巡らされていた時代から、コンテナ
岸壁からトラック輸送がメインになり、神戸の貨物駅も、
旧鷹取工場跡に出来た新駅のみだと思います。

 一つの時代が去った、その跡…

posted by student at 21:46| 日記

2007年05月29日

体内年齢21歳♪ 体組織計・計測結果0529 


 体組織計の計測結果報告です。

体重62キロ、若干、減量しました。
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体脂肪11.2%、 かなり余分な脂肪が取り除かれました。
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基礎代謝1498kcal、ほぼ、前回と同じです。
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体内年齢21歳、前回と同じく21歳をキープしました。
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筋肉量52.2kg、ほぼ横ばい。
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内臓脂肪レベル4.5、まあまあです。
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 ちょっと減量して、体脂肪も減少しましたが、スタミナ不足気味です。
無理しないように、食べて、かつ運動を心掛けます!
posted by student at 21:53| 日記

2007年05月28日

コミュニケーション

 今日、台湾の高校から学校訪問がありました。学校見学の後に
生徒同士のプレゼント交換、それぞれの学校の生徒の出し物が
ありました。台湾の学校からは、当地の歌を日本語で歌って
くれました。

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 その後、フリータイム。会話が出来ないので、最初は互いに
デジカメで撮りあっていました。見ていると、その後、筆談が
始まりました。

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 漢字と、簡単な英語でやりとりしているようでした。

 *

 韓国への修学旅行の引率をしたことがあるのですが、その時も
ソウルの高校と交流会を持ち、互いにプレゼント交換、出し物を
して、その後のフリータイムは、身振り手振りと片言の英語。
そして腕相撲を始めていました。彼らなりのコミュニケーション
だったと思います。

 隣国なのに、互いに言葉が通じず、結局、英語でコミュニ
ケーションをとるしかないのは、何だか不思議な気がします。

 プログラミング言語の多くも英語がベース…、やっぱり英語??
posted by student at 18:54| 日記

2007年05月25日

髪  〜与謝野る〜

 中間試験の最終日です。実習がある日は、事前に実習室で確認や点検、
準備をしているので、結構朝早く行っても慌しく時間が過ぎることが
ありますが、試験中は、ゆっくりと朝のひとときを過ごすことが出来ます。
試験中は駅前のコンビニでヨーグルトを買ったりしていたのですが、
最終日、夕張メロンジュースを買ってしまいました。

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 ちょっと高かったのですが、「たべごろが飲みごろです。」と、
「熟しぼり」の謳い文句に乗せられて…。さすがに美味しかったです。



 今日から、比較文化論の担当の先生が変わって、イギリス文学が専門の
先生から「髪」の話を聞くことになりました。相変わらず履修者は私
ひとりです。

 「髪」って結構、女性を象徴的に表現する時に用いられる ことが多い
ように思います。私の大好きな与謝野晶子の歌に、

   その子はたち櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな
                       『みだれ髪』

 万葉集の時代には妹(伴侶)を、髪や櫛で象徴的に表現 する歌が
いくつか思い当たります。ダイレクトな表現では なく、象徴的に
やわらかく表現する風潮は、現代では、 わかりにくいですし、嫌われる
傾向がありますが、時々 柔らかい表現を耳にすると、落ち着くことが
あります。

 逆に西洋では、その髪が性の象徴として、長い髪が そのままの
ストレートの状態というのは、忌み嫌われた ようです。しっかりと
結ったり、被り物をつけたりする ことが女性に求められたのは、
キリスト教の影響が大きい ようです。

  18世紀には、大きく髪を結うことが流行ったり、 カツラが
流行ったりしたようで、逆に19世紀に入って 男女平等が謳われる
ようになると、短く切ったショート ヘアーがファミニズムと共に
受け入れられるようになった 時期もあったようです。

 ビクトリア朝の頃には「The Angel in the house.」 (家庭の天使)
という表現に象徴されるようにマリア様の ような(Madonnna wise)髪型、
長い髪をしっかり結って、 被り物をすることが女性に求められたとのこと。逆に 長い髪を「ストレートのまま」というのは、たとえば人魚 (魔物)
であったり、誘惑する姿というイメージがあったようです。日本では
人魚というと、アンデルセンの童話の 影響で、良いイメージがありますが、
西洋では、基本的には 魔物のイメージが強いようです。

 でも、日本では平安期の上流階級では、ストレートの 長い髪に十二単
(ひとえ)という絵が多いように、長い髪が女性の象徴であった時期が
近世以前まで続いていたように 思います。

 こんな話を書きながら、以前NHKで「ラストゴングが 鳴るまで」という
ドラマが放映されていたことを思い出し ました。壇一雄の娘の壇ふみが、
30歳の役柄を演じて、 三面鏡の前で髪に櫛を入れて

   その子三十櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな

と、つぶやく場面があって、印象的でした。



 今、「与謝野る」と、与謝野晶子さんが動詞になって使われています。
与謝野晶子さんの「みだれ髪」から、髪がボサボサで乱れている状態が
「与謝野る」です。 

 「よさの」という言葉から「与謝野晶子」を連想して、彼女の歌集
「みだれ髪」を更に連想して、「よさのる」=「髪が乱れる」
  …これも言ってみれば、「髪」の象徴的な表現でしょうか?
 
posted by student at 23:32| 日記

2007年05月24日

教育に関わる言葉・

 中間試験3日目、明日で試験も終わりで、週明けから平常授業、
試験の成績処理とともに、来週からの授業の教材研究も明日は
しないといけないので、結構気忙しいです。

 教育に関わる言葉、「スキャフォールド」と「サポート」、この
2つの言葉の違いって何だろうかなあ〜と考えると、かなりオーバー
ラップするような気がしますし、ベクトルの違いがあるようにも
感じます。

 生徒と教師、生徒と生徒、生徒と教材、そして生徒達と教材…、
そういった相互作用を考える時の、互いの引力や反発力が互いに
入り乱れているようで、ある切り口で考えると、結構単純に捉える
ことが出来るようにも思います。



 月曜に魚魚にご一緒いただいた先輩に、「あの栗焼酎は何でしたっけ?」
と訊かれて、気になってしまって帰路に近所の酒屋に寄ってしまって
宮崎の、その名もずばり「栗」という栗焼酎を買ってしまいました。

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 ブランデーが1000円もしない値段で売っていたので、思わず衝動買い、
ブランデーを買うのは久し振りです。一口味わいましたが、安いとは言え
ブランデーの芳香さは、もちろんありました。

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posted by student at 22:57| 日記

2007年05月23日

アカデミック

 課題研究で「3次元CAD」を担当しているのですが、生徒の上達が
速くて、放課後にコンピュータ実習室で教材研究しているだけでは、
どんどん追い越されてしまいます。仕方がないので、「3次元CAD」の
ソフトを購入しました。

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 神戸サテライトに行く前に、近くにあるソフマップで、アカデミック
パックを購入しました。店員に身分証明書の提示を求められて、学生証を
見せました。安く買えました。

 *

 今日は幼児教育の授業、先週末の埼玉での保育学会の報告を授業前に
聞いて、今日のメインテーマは、アフォーダンスでした。私の研究テーマ
と直結するような内容で、しっかりとノートをとりました。
posted by student at 21:36| 日記

2007年05月22日

中間試験

 今日から中間試験、今日は、私の担当の「デジタル通信技術」の試験が
あって、久し振りの試験監督も1コマありました。

 …とにかく監督していた50分、長かったです。

 午後から人権の研修があり、某大学の入試担当の方が講師で奨学金の
話でした。大先輩の先生は、真正面に座って、足元ではカバンの上に
ICレコーダを置いて、しっかり録音されておられました。研修を受ける
意気込みが、私とは違います。まだまだ私には修行が必要です。

 神戸サテライトの授業は、もちろん「平常営業」が8月初旬まで
続くので、今日もサテライトで教育社会学の授業を受けました。
「階層」の問題を扱っており、その中で「ハビタス」の概念が
私の研究テーマに直接関係しそうで、しっかりとノートをとりました。

posted by student at 21:20| 日記

2007年05月21日

魚魚

 魚魚  さかなの重ね言葉ではなくて店の名前です。

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 生田神社の東、東急ハンズの北にある、焼酎と海の幸が楽しめる店です。
職場の、尊敬するお二人とご一緒して、明石の昼網のお造り等々楽しみ
ました。久し振りに栗焼酎を味わいました。そして芋も黒糖も…。

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 平日は、定時に職場を出て、神戸サテライトに向かって授業を受けたり
研究指導を受けたりしていますので、なかなか仕事帰りには行けませんが
今回は1ヶ月程前から、中間試験の前日のスケジュールの隙間を見つけて
日程を押さえていました。ご一緒いただいたお二人に感謝です!





posted by student at 23:24| 日記

2007年05月20日

教育力

昨日買った本です。

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どちらかといえばマスコミの露出度の大きい先生ですが、今年出版された
この本を入れて岩波新書から3冊出ています。立ち読みをしていて、気に
入った一節があったので買ってしまいました。

  「見抜いて見抜いて我慢をする、見守る能力が、教師にとって重要で
   ある。思いついたことを全部言ってしまうのはだめなのだ。」
            斉藤孝2007. 教育力. (pp117) 岩波書店

 教育といっても、幼年教育に近い小学校低学年と、高等教育に近い
高等学校では、かなり様相が違うと思いますが、この「見抜く」という
ことと「見守る」ということは教育に共通するものではないかと思います。
そして、斉藤先生が「我慢」という言葉で表現しようとしているニュアンス
は、私には「我慢」という言葉が適当なのかどうかわからないですが、
「見抜く」と「見守る」を結ぶ大切なことだと思います。教師って、この
2つの間を、振り子のように揺り動いている存在ではないかとも…



 煙草を吸わなくなって、数年以上が経過しました。この 1年ほどは、
まったく口にしていませんし、それ以前も 年に数回口にする程度。特に
「禁煙」を宣言したわけでは ありませんが、健康のこともあり、嗜好も
変化したようで、 煙草を吸いたいと思わなくなってしまいました。

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 でも、パイプの煙を時々燻らしたいなあ〜と思うことが あります。
手元にパイプはあるのですが、葉っぱは2〜3年 切れたままです。
煙を燻らしながら、CDをゆったり聞いたり 本を読んだりする余裕が
なくなってしまって、出番なしの ままです。

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 昨日、垂水の商店街で、安い葉巻を買いました。垂水には パイプ用の
葉っぱを売っている店がないようですが、一軒 だけ葉巻を扱っている店が
あります。ふと、買ってしまい ました。

 煙草が吸いたかったわけではなく、ゆったり煙を燻らす 余裕が欲しかった
だけなのですが… 



posted by student at 20:58| 日記

2007年05月19日

「備前の名刀」と「赤穂の塩田」

 三ノ宮、西宮、山の手線… 話し言葉としては「の」や「ノ」が
入るのですが、書き言葉としては「の」や「ノ」が入ったり入らなかったりします。私としては、いろいろ表現の幅と個性があって面白いのですが、
正式名称はユニークでJR三宮は正式には「三ノ宮」のようです。ちなみに
神戸には東の「一ノ宮」から西の「七ノ宮」まであります。

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 今日の比較文化論の授業は、「扇状地」と、「かんな流しによる三角州」
の話でした。

 日本刀の名刀に「備前〜〜」というのが多数あります。名刀には
製鉄と鍛造の技術が必要で、更に遡ると原料になる良質の鉄が必要です。
「備前の名刀」は、播磨の国の「千種鉄」や「宍粟鉄」だったそうで、
宍粟郡や佐用郡では砂鉄を原料とした製鉄が盛んだったそうです。

 千種川や揖保川の上流では、砂鉄を原料とした「たたら製鉄」と
呼ばれる製鉄業が盛んだったそうで、砂鉄は花崗岩類の風化土層を
掘り崩して採掘するようで、山肌を削ったそうです。

 採掘した土砂を千種川や揖保川に流して、水との比重差によって
土砂中の砂鉄を凝集する「かんな流し」と呼ばれる方法で砂鉄を
採取していたようです。鉄を熔かすために、山林を大量に伐採して
薪にしたり炭にするわけで、播磨の国の山々は、木々が無造作に
伐採された上に山肌を削ったので、自然破壊がかなり進んでいた
いたそうです。大雨が降ると土石流が流域の田畑を襲ったようで、
農閑期(秋の彼岸から春の彼岸)に「かんな流し」が限定された
ような経緯もあったようです。でも山林伐採に関しては、当時は
「エコ」の意識がなかったようで、問題にされなかったようです。

 「かんな流し」のために、河川の水には大量の土砂が混じって
水が汚濁して、千種川や揖保川の中流や下流の稲作にも影響を及ぼし、
河口には砂が堆積して三角州が広がったようで、姫路の網干一帯は
まさに人工的な三角州であり、その上に新田が拓かれ、今は
工場地帯になっています。

 千種川の河口は、それが如実にあらわれて、赤穂の町の多くは
「かんな流し」で出来た三角州であったようです。遠浅の海岸に
塩田が出来て、「赤穂の塩」として全国に出荷されるようになった
のも、瀬戸内海の気候と共に、人為的な影響で出来た千種川河口の
三角州の「賜物」のようです。

 銅のように有毒性ではないですが、しかし千種川や揖保川の流域は
森林破壊、山肌の切り崩し、河川の汚濁、河口の三角州の出現等々、
自然破壊が大々的に行われていたようで、知らざる歴史の片鱗に触れた
充実した1コマの時間でした。

 履修者が私だけなので、授業が始まる前から雑談、終わってからも
いろいろお話くださって、実質的には2時間近い授業でした。
posted by student at 08:47| 日記

2007年05月18日

「個人指導」と「ゼミ指導」

 神戸サテライトに転クラスしてから個人指導が続いていましたが、
昨日はゼミが移動して、サテライトの教室で「神戸ゼミ」がありました。
午後から休暇をとったので、久し振りに三宮をブラブラしました。

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 市役所の北、国際会館前の交差点は、「スポンサー花壇」があって、
企業名が書いた花壇で花が咲き誇っていました。



 3時半頃から始まったゼミが終わったのは8時半を過ぎていました。
教室でのゼミだったので、6時半からの授業前に教室移動、その後も
8時10分からの授業前に演習室に移動してのゼミでした。

 いつもは先生と一対一で細かい部分まで指導をいただいていたの
ですが、ゼミ形式で先生を入れて6名。といろいろな意見も聞けて、
違った視点や切り口にも出会うことが出来るので、「ひろがり」と
「厚み」の恩恵を受けることが出来ました。

 終わってからはモザイクでの飲み会がありました。帰りも遅く
なって、今朝は起床してもアルコールの余韻が残ったままで、
出勤前にシャワーを浴びても、疲れは流れませんでした。
でも充実したアカデミックなひとときでした。


posted by student at 23:09| 日記

2007年05月16日

「ごっこ」

 通勤風景、JR灘駅の西、阪急電車の高架です。

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 三ノ宮駅からJRと阪急線は並行しているのですが、王子公園駅
の西で阪急線は北へカーブして、阪急沿線とJR沿線が分かれ
ます。このアーチが何だか気に入って、ちょっと大回りします。
今朝も・・・



 今日の幼年教育の授業では「ごっこ遊び」について学びました。
「ごっこ遊び」は、単に物真似ではなくて、身体で取り込もうとして
いるそうです。イメージしたものを、頭ではなく、身体で認識して
いるのが3歳から4歳、そして5歳の前半までだそうです。担当の
先生は「バァ〜ンときて、バァ〜ンとやっている」という表現を
しましたが、頭で手順を考えるのではなくて、全身で写し、
取り込んでいるのが「ごっこ遊び」だそうです。

 「うち」と「そと」の一体化、融合的結合という言葉も出て来ました。
頭の理解ではないのが、大人との違いでしょうか?でも、大人も
大切なことは、頭ではなく、身体に叩き込んでいるように思います。

 「身体で覚える」って、基本なのかなあ〜と思いました。
posted by student at 22:05| 日記

2007年05月15日

夢の実現

 夢、元々は「いみ・異見」が転じて「ゆめ・夢」になったと聞いた
ことがあります。

 今の現実と違った状況を想像すること、未来に成長や期待を持つこと、
その未来の成長や期待が実現した結果を想像すること…。

 今日、夢を買いました。

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 ・・・しばらく、夢見ます。夢が叶えられるその時まで・・・
 
posted by student at 22:05| 日記

2007年05月14日

日の出食堂

 JR灘駅の北は、阪急電車の高架まで商店街が続いています。震災直後
神戸市内の鉄道が部分開通を始めた頃、垂水から灘までJRが開通。
その後、灘駅から阪急王子公園まで商店街を歩いて、阪急電車で御影
まで通っていた時期がありました。その商店街の南端に日の出食堂が
あります。

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 まだ入ったことがありませんが、名前を見ると「ほのぼの」して
しまいます。私自身も外食はファーストフードで済ましてしまうことが
多くなって、定食屋さんや蕎麦屋さんの暖簾をくぐることが少なく
なりました。

 私は結構、昔ながらの町のレストランが好きで、御影に勤めていた頃は
阪神御影駅の北にある「瑠美」という洋食屋さんがご贔屓でした。我が家
の近くにも、レストランというより、昔ながらのビストロがあります。
ファミレスに比べると2〜3倍の値段がしますが、住宅地の中にあって、
ゆったりと食事が出来るので時々ランチを食べに行きます。

 「ロハス」という言葉を時々耳にするようになりました。スローフード
という言い回しも聞くようになりました。でも、蕎麦屋さんや定食屋さんは
昔のファーストフードだったんでしょうね!

 … なんだかりとめのない話になりました。
posted by student at 20:23| 日記

2007年05月13日

学びの場

 「舞子」という地名が全国区並の知名度がありますが、元は明石郡の
山田村です。山田川の東の砂浜と松林が、明石海峡を隔てて望める
淡路の島影とあいまって、美しい景色が広がって「舞子」と呼ばれる
ようになって、山田川沿いの集落ではなくて、舞子海岸に駅が出来て
しまい、逆に山田川沿いの昔の村の中心地、多聞寺への参道沿いの
辺りは「西舞子」と呼ばれるようになり、山陽電車の駅「西舞子」が
あります。通学で利用していた時期がありました。その山田川河口の
西にある砂浜からみた明石海峡と淡路島です。

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 近代の学校制度以前は、庶民レベルの「学びの場」としては芸道や
技能の継承がメインだったような気がします。「先生と生徒」という
より師弟関係の世界です。今、私の研究テーマとの絡みで、その辺りの
事情をいろいろ考察しています。教師の側の立場が、「如何に教える」
ということに悩んでいたというよりも、生徒の側の立場が「如何に
師匠の技を盗むか。」というようなニュアンスが強かったように感じます。
もちろんその裏には「如何に”さりげなく”盗まれる(教える)か」
という、独特の「場」が存在していたようにも感じます。

 形式的には「教えないー盗む」ではありますが、それを支えていた
「学びの場」があったんだろうなあ〜と思います。
posted by student at 07:11| 日記

2007年05月12日

葛藤

昨日の朝、JR三宮駅から旧西国街道沿いに一駅分の距離を歩いて、
勤務校の近くで昼食用のレタス・サンドとグリコの「野菜足りてますか?」
を購入してお金を出すと、レジの店員さんが、ちょっと戸惑ったような
顔をしました。
(正解は、下のレシートの写真を拡大して確認して下さい。)

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 でも、これは間違いで、1000円出して696円のお釣りを貰いました。
でも、打ち直しをしなかったので、記録では、私が10万円出して、
お釣りの9万9千696円円貰ったことになるんだと思います。



 今週の授業で「葛藤」を巡っての教育の在り方を学びました。

「学校とは、『何を』『誰に』伝達するかが大切」そして、それを
巡る葛藤の場としての学校という捉え方が出来るとのこと。

 山田洋次監督の「学校」という映画があります。結構好評で、
「学校2」「学校3」「学校4」と続きます。扱っている学校は、
夜間中学、養護学校、職業訓練校、そして最後は不登校がテーマ
でした。それぞれ、どちらかというと、学校としてはマージナル
(周縁的)ですが、そのことが尚更、それぞれの映画で『何を』
と『誰に』とがクローズアップされているように感じます。

 教育学の言葉で「scaffold」(足場)という捉え方があります。
学校の仕事は足場作りで、子ども達が成長すれば、その足場を
徐々に外して、足場なしで離陸させるのが任務というものです。
 学校が『何を』と『誰に』とにの2つに関して鈍感であれば、
「足場」が「足場」でなくなってしまいます。

 葛藤、めんどくさいですが、でも大切なことだと思います。
posted by student at 20:29| 日記

2007年05月11日

蜃気楼 風成塵

 朝の通勤電車でJR神戸線の塩屋駅と須磨駅の間は海岸沿いに走り、
車窓からの風景が、大阪湾を一望出来ます。この時期は、淡路の島影や
対岸の大阪が霞んでいます。春霞と共に黄砂の影響もあるようです。
昨日、遠くのタンカーが、海面を少し離れて走っていました。蜃気楼・

この辺りは、摂津の国と播磨の国の国境。古代までは、国境の鉢伏山が
海岸まで迫って屏風岩が続いていたようです。中世まで西国道は、
この国境附近では海岸線を離れていたようです。転法輪寺や多聞寺が
旧西国街道沿いだという話を聞いたことがあります。

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 駅、人と電車が行き交う場所。勤務校を出て、神戸サテライトに向かう
ために駅に着くと上りも下りもホームには誰もいませんでした。ちょうど
人と電車が行き交った直後だったようです。久し振りにベンチに座ると
見慣れた向かいのホームが、ちょっとローアングルで、また違ったように
見えました。ふとデジカメで撮ろうとしたら、人と電車が…。静かな
ホームの風景を撮ろうとしたのですが、ちょっとダイナミックな写真に
なってしまいました。



 今日の比較文化の授業のテーマは「三弦の楽器」。リュート、三味線etc
世界に広がる「三弦の楽器」をもとに体系的、系統系に見たときに、
東西の文化の交流が見えてくるという話、そして、そこには人の流れも
あったようです。

 余談で、担当の先生のご専門の話で「砂漠からの贈り物」の話を
されました。大陸から離れた島の土は、大陸内部の砂漠からの風成塵
(ふうせいじん)ではないかという説です。日本周辺でしたら風成塵は
黄砂と呼ばれ、環境問題の意識が高まる中で悪者扱いされていますが、
今の日本の自然環境の基となる豊かな土壌の一部は、黄砂のお陰では
ないかとおっしゃられました。特に沖縄や南西諸島周辺は、黄砂の恩恵が
大きいそうです。

 人の流れ、砂の流れ、今までと違った側面を垣間見た一日でした。
posted by student at 23:28| 日記

2007年05月10日

「ふり」

 山陽電車垂水駅はJR垂水駅西口の北にあり、その北側に短い横断歩道が
あります。垂水で一番人通りの多いポイントかもしれません。この横断歩道
の北には西口のバスターミナル、ジャスコが入っているウエステ垂水が
あります。そして、横断歩道のすぐ真正面には、本屋さんとケーキ屋さん。

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 広文館は、ほんとうに「駅前の本屋さん」と言う感じです。専門書類は
ほとんどありませんが、結構店内は混雑しています。隣のケーキ屋さん、
レーブド・シェフ(シェフの夢)は、元々我が家の近くにあったお店が
駅前に進出、休日等は、店内は通勤電車並の混雑です。

  …垂水の駅前の一等地です。



 昨日の幼年教育の授業は、3〜5歳児ぐらいの「ふり」がテーマでした。
大人の仕草や言い回しのモノマネや動物のモノマネ、大人から見れば真似
かもしれませんが、子どもにとっては、なりきっているのかなあ〜と
授業を聞きながら感じました。対象を全身全霊で観察して、その一挙一動を
真似できる集中力は、「学習」としての原点なのかもしれないなあ〜とも
思いました。

 観察したものを全身で表現する。それこそが「ひと」としての発達に
欠かせない遊びなのかもしれません。

 ヴィゴツキーという心理学者の「発達の最近接領域」を、文献等を
検索していると良く見掛けます。ここ数年に絞っても、結構論文や
紀要が検索されます。「ふり」を「発達の最近接領域」と結びつけて
ものがどうもありませんが、確かに子どもの発達というのは、身の回りの
大人や年上の子どもとの相互作用に大きく影響しているのだろうなあ〜と
感じます。
posted by student at 23:11| 日記

2007年05月08日

体組織測定結果

 4月22日のブログの日記で、体組織計を買って、第一弾の体組織計測
結果を報告しましたが、約半月後の結果です。

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体重63.1Kg

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体脂肪12.3%

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基礎代謝1508Kcal

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体内年齢21歳

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内臓脂肪6.0

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筋肉量52.4Kg

070508_7.jpg
骨重量2.9Kg

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1日カルシウム摂取目標:牛乳換算600ml

まあまあ順調です。

posted by student at 22:07| 日記