2007年07月31日

断片

最近の買い物です。

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 廉価版のセットCDです。3枚組、4枚組、そして
6枚組でも2000円もしないCDです。なんだか
ここ半月ほどで数セット買ってしまいました。

 録音は古いものばかりで、著作権が切れたもの
でしょうか?でも懐かしいような演奏や聞きなれた曲が
多く、BGM風に聞いています。

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 古いレコードの表紙のような光景です。垂水駅
西口の北交差点です。垂水で最も人通りが多い場所
かもしれません。選挙になるとタスキを掛けた人が
立ちます。

posted by student at 19:56| 日記

2007年07月30日

地元 星陵台、東多聞

 地元の風景です。 

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 星陵台のバス通りです。垂水駅の真北に位置する
高台ですが、このバス通りは舞子駅からのバスが
通ります。この喫茶店スイス、学生時代から入った
ことがありません。最近、普通の喫茶店に入ることが
なくなってしまいました。

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 フーケのお店が、星陵台にあります。

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 昨年立体交差化された星陵台中学前の交差点です。
商大筋の終点で、移転前の商大(現・県立大)があった場所。
舞子からのバス道と垂水からのバス道(商大筋)との合流点
で、第二神明道路の高丸インターがあったり、七曲を経て
ジェームス山へ至る道路や、学園都市、山麓バイパスへの道路
が接続されて、ひじょうに混雑する処です。

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 高丸インターの標識には、第二神明、阪神高速神戸線、
淡路自動車道の標識があり、いろいろな方向に道路が
あるので、ちょっとわかりにくい地点です。

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 宅地開発されているのですがゴルフ場が残っています。

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東多聞から学ヶ丘に至る白い鉄塔、送電線の下にはグリーン
ベルトが続いています。以前の通勤路でした。

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 帰りはバスに乗りました。山陽バスです。
posted by student at 06:06| 日記

2007年07月29日

朝靄の海峡 〜夏の朝〜

 人間ドッグで心肺機能が前回よりも、かなり悪くなって
平均程度になってしまっていたので、今朝は久し振りに
“朝飯前”に自転車で江井ヶ島に向かいました。

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 夏の明石海峡は朝靄に包まれることが多いです。
本州側の主塔は見えましたが、淡路側の主塔は朝靄の中…

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 明石で約6キロです。漁船の上でタコを干していました。
なんとなく長閑な風景です。

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 明石と岩屋を結ぶジェノバライン(旧播但汽船)の乗り場
近辺は、朝から食堂が開いています。神戸港では味わえない
“船着場”の情緒を感じます。明石タコフェリーの乗り場
にはないものです。

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 林崎海岸、ここで自宅から約10キロ、砂浜で夜を明かした
ようなグループが幾つか… 砂浜にピンクのバケツが
ぽつんと…

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 海の家は、さすがに早朝営業はしていません。波音を聞き
ながら閉まった海の家というのは、なんとなく物悲しかった
です。

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 この二人は、海岸で夜を明かしたのでしょうか?それとも
朝のデート?

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 林崎海岸から、砂浜沿いに東播磨サイクリングロードが
江井ヶ島まで整備されています。このサイクリングロードは
兵庫県道554号姫路明石自転車道線、自転車専用の県道なんです。

 朝の時間、ウォーキングをする人、ジョギングをする人、
サイクリングをする人、釣りに向かう人、そして今の時期は
海水浴に向かう人が行き交います。私の好きな風景です。

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 江井ヶ島海岸です。東二見を越えて西二見で約20キロ
なのですが、結構ここでユーターンすることが多いです。
サイクルメータで16.19キロ(下の数字)、往復で
32キロ、私のサイクリングのベーシック・コースです。

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 帰路、漁船が増えてきました。昼網の船かと思ったのですが
日曜なので、釣り船でしょうか?

 帰宅してシャワーを浴びて、朝食を食べました。
毎朝、出勤前に大蔵海岸まで往復10キロ程度で汗を
流そうかなあ〜と…
posted by student at 09:25| 日記

2007年07月28日

敏馬・神戸の港のルーツ



敏馬という地名、

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JR灘駅や阪神電車岩屋駅の南になります。
古い地名で神戸市中央区脇浜町2丁目、
国道2号線沿いの阪神バスの停留所の名称です。

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読み方は「みぬめ」です。この敏馬は、近くに
ある敏馬神社が由来になっています。
今、神戸にある大きな神社は、生田神社、長田神社
そして湊川神社ですが、湊川神社は明治期になって
新しく出来た神社であり、大和時代からの古い
神社は、生田神社、長田神社、そして敏馬神社
の3つになるようです。

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敏馬(みぬめ)神社は神戸市灘区岩屋中町4丁目
になって敏馬停留所と敏馬神社は区の境界線を
またいでしまっています。

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敏馬神社の拝殿は、鳥居をくぐって階段を登った
処にあります。8世紀頃には、この高台が海に
突き出した岬だったようで、この東側は港に適した
入り江だったようで「敏馬の泊」があったそうです。

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境内には「水神社」があり、水を司る神・弥都波能売神
(みずはのめのかみ)が祭られています。敏馬神社
創建時の主祭神だったようで、「みぬめ」の由来は
この神名が由来のようです。

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大和の人が九州や韓国へ行く時に、今の大阪近辺から
船出して、この敏馬の泊で一泊、大和が遠望できる
最後の港だったようです。逆に大和に帰る時は
なつかしい大和が見える最初の港。また朝鮮人が
来朝すると「生田社で醸した酒を敏馬でらまう」(延喜式)
とあり五畿内に入るために、けがれを祓う港でも
あったようです。

奈良時代後半(八世紀後半)になると、航海の進歩と
共に、港は、敏馬の西にある大輪田の泊(兵庫港)に
移り、白砂青松の美しい海岸が残ることになりました。

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明治に入って、鈴木商店の神戸製鋼所が出来て
工場地帯の真っ只中になりましたが、阪神大震災で
大きな被害を受けて川崎製鉄阪神製造所、神戸製鋼所などが
移転したりしてできた空き地に、新しい街HAT神戸
が出来て、その玄関口に敏馬神社は位置します。

 江戸時代の地図には、生田川の西に、西国街道沿いに
東から神戸村、二茶屋村、走水村の名前を見ることが
出来ます。この3村が明治初期に神戸町となり、その後
生田宮村・中宮村・花熊村・北野村・宇治野村を合併して
明治9年の 郡区町村編制法に基づいて、神戸町と兵庫津、
坂本村が合併して「神戸区」となって、今の神戸市へと…。



posted by student at 08:35| 日記

2007年07月27日

大丸 星の王子さま

スクランブル交差点、この言葉でイメージする
のは、神戸・元町の大丸前の交差点です。

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 三宮の話題が続いたので今日は元町です。
鯉川筋、トアロード、南京町、居留地跡
元町商店街、栄町通…、元町といっても
いろいろな街の貌がありますが、でも全体で
元町の雰囲気を醸し出してるように思います。

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大丸。大阪心斎橋店、京都店に続いて3番目が
神戸店です。私にとってデパートの原風景
かもしれません。

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 神戸近辺には、芦屋店、須磨店、新長田店
と現在は神戸店の支店が3店あります。

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その大丸の9階にある大丸ミュージアムで
現在、星の王子さま展が開催されています。

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ミュージアムショップだけ立ち寄りました。
入場料が900円なのでちょっと敬遠です。

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星の王子さまグッズがいろいろあって、欲しいなあ〜
と思いましたが、ざっと見ただけ。
“ぞうを食べたうわばみ”グッズもあったの
ですが…挿絵で十分と思ってパス。

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 図録はちょっと魅力的で、手にとって買おうか
悩みましたが、これもパス。

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 久し振りに、本棚に並んでいた星の王子さまを
手にとって、この夏に読み直そうと思いました。
posted by student at 06:36| 日記

2007年07月26日

人間ドッグ

 今日は一日人間ドッグ、いろいろ検査を受けて
きました。自宅から近い病院で、今日は歩いて
行ったのですが、30分以上掛かってしまいました。

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前日の夜から飲まず喰わずで、汗びっしょりかいて
人間ドッグの受付にたどり着いた時には、
汗びっしょりでヘトヘトになっていました。
まず「ドッグ着」に着替えたのですが、シャツは
汗でびっしょりでした。

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 まず身長と体重、血液採取、そして眼科検診。
血圧は計り直しがありました。上が90、下が50。
私は血圧が低い方で上が100前後、下が60前後
なんですが、90と50は新記録かもしれません。
朝食抜きで坂道を30分以上夏の暑さの中歩いて
ヘトヘトで立ち眩みまでしている旨を伝えると
同情して納得してくれました。

眼科では、眼底検査で視神経乳頭陥凹に関して
チェックが入りました。そしてドライアイも指摘
されました。確かにエアコンの入った部屋での
パソコン画面を長時間見ていますので…。
目薬を適度にさすように指導が入ってしまいました。

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 エコー検査、人間ドッグでは初めてです。かなり
丹念に時間を掛けてあちこち…脇腹辺りも丹念に
されたのですが、かなり くすぐったかったです。
あまりに長時間だったので、何か悪い処があったのか
不安になりましたが、ちょっと聞きそびれました。

 心電図はつつがなく検査が終わりましたが、
心肺機能は何度も検査が繰り返されました。特に
値が悪いわけではなくて正常値なのですが、前回と
比べるとかなり心肺機能の値が低下しているそうです。
今はジムにも通っておらず、確かに以前に比べると
運動不足です。4回ぐらい計り直して、結局「運動不足」
ということで検査が終わりました。

7月に入って曇天が続き、自転車にもあまり乗って
いません。運動不足の心当たりはありますし、それ以上に
息が切れるほどの運動にご無沙汰しています。有酸素運動
も大事ですが、心肺機能を考えれば、ちょっとは激しい
運動も必要かもしれません。

 肺のレントゲンとバリウムを飲んで胃の検査、
そして医師の診察がありました。

 エコー検査で長時間掛かったので心配して
いましたが異常なしでした。胃の裏にある膵臓が
なかなか撮影出来ずに時間が掛かってしまっていた
ようです。

 内臓脂肪も大丈夫と言われて安心しました。
お腹周りのウエストサイズだけで判定されるのでは
なくて、エコーで確認してもらったので心丈夫です♪

 逆にスタミナ不足で夏バテ気味なので、ちょっと
スタミナ補給が必要かもしれません。
posted by student at 20:31| 日記

2007年07月24日

魚魚

梅雨明けして今日の神戸は、真っ青な夏の空。

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 昨日のビヤガーデンに続いて、今日は
先々月以来2ヶ月ぶりの魚魚(うおうお)
です。生田神社の西にある海の幸と
焼酎の店です。

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 今日は3時間半ほど、栗と芋焼酎で
海の幸を堪能してしまいました。

 ビールと唐揚げ系も美味しいですが、
隠れ家のような店で、静かに飲むのも
また愉しいです♪
posted by student at 23:40| 日記

2007年07月23日

三宮 ビアガーデン

 JR神戸線・三ノ宮駅。よく利用する駅ですが、
あまり駅で待ち合わせをしないので、プラットホームで
あたりを見渡すことはあっても改札附近は素通り、

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 今日は、駅前のホテルの屋上のビアガーデンに
行くので、ホテルの前でキョロキョロしていたら
見慣れたはずの三宮駅の光景が、いつもと違う
角度から新鮮に見えたので、思わずデジカメを
取り出して・。 こうして見ると、三宮駅も
結構レトロな昭和の面影を残しています。

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 震災で潰れた神戸新聞のビル・新聞会館が新しく
建てられたので、始めて近づくtと、1階が
JRバスのバスターミナルになっていました。
なんだか感激しました。神姫バスのターミナルは
ありましたが、神戸にも長距離バスのバスターミナル
が出来たのが、なんだか物珍しかったです。

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 ビアガーデン、久し振りです。新卒で入社した
1年目に行った記憶はありますが、その後は、
ビアホールには行ったことがありますがビアガーデンは
なんだか久し振りです。ビアガーデンというと
なんとなく「昭和」というイメージがあったのですが、
そうでもなかったです。

久し振りの黒ビール、美味しかったです。
posted by student at 22:35| 日記

2007年07月17日

JR神戸線 〜いよいよ〜

 この週末、工事中だったJR神戸線・灘駅の北口が、
仮設の出入り口になりました。
 
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 神戸の動物園・王子動物園の玄関口でもあり、市内の
小学生や幼稚園の児童は、遠足で一度は乗降した経験が
多いのではないかと思います。南口は、工場や会社が多く、
機能的な通勤用という感じですが、北口は動物園だけでは
なく、高校がたくさんある文教地区。私立の小学生の通学
風景も見ることが出来ます。 

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 ちょっと古風な感じの北口、いったいどうなるので
しょうか?

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 この風景も、もうすぐ見納めです。どんな駅になるので
しょうか?
posted by student at 22:31| 日記

2007年07月12日

青春

 今週は過負荷な状態が続き、ブログの更新が止まって
しまいました。「毎日更新」が40日ぐらい続いたので、
途切れるのはちょっと寂しいような気もしますが、無理を
してまで更新するほど優先順位は高くないので、これからも
自分のペースで、結果的に毎日更新できれば良いなあ〜と
思っています。

 火曜日で1学期の期末考査が終わり、昨日は成績処理も
終わって仕事は一段落です。でもサテライトの授業は続き
ますし、これからはリポート提出もあるので、昼と夜の
ウエイトが若干夜に傾くことになると思います。



 今日は、性教育講演会と球技大会がありました。泌尿器科の
医師によるプロジェクターを用いた説明で、高校生の性衝動や
性交渉について、主に性感性症のの切り口で話を進めて
いました。最初は結構ざわついていましたが、ざっくばらんな
表現を用いた話に、だんだんと会場全体が「聴く雰囲気」に
なってきました。でも、露骨な表現の言葉や、性感性症の
具体的な症例の写真が出てくると、ちょっとざわ〜とした
過敏な反応があって、結構ダイナミックな講演会でした。

 AIDSとHIVって、表現の違いかと思っていましたが、講演を
聞いて意味の違いをしっかり理解しました。「HIV」は感染に
関わることを指し示す言葉で、「AIDS」は実際に表れる症状に
関わることを指し示す言葉。感染しても症状が表れないケースも
ありますし、感染してから症状が表れるまでのタイム・ラグが
ひじょうに長いのもHIVの特徴のひとつだそうです。

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 球技大会はバスケットボールの監督でした。雨が降って
前半4分、後半4分の5人制というルールで、各ブロック5クラスの
総当り戦で約2時間でした。

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【動画(WMV)・写真をクリックするとダウンロード&再生】

 バスケットボールは、県内でもトップクラス、各クラスの
対抗戦にも関わらず、スピード感があり、かなりハイレベルの
球技大会でした。

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【動画(WMV)・写真をクリックするとダウンロード&再生】

 試験中、真剣な眼差しで答案用に向かう高校生の「本分」
としての貌、性教育講演会で過剰な反応をしていた十代の
青年の貌、そして球技大会における身体全体でゲームに
没頭していた、活き活きした貌。


posted by student at 21:53| 日記

2007年07月09日

神戸港

 今年は神戸港が開港140年とのことで、ハーバーランドで
写真展をしていました。

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 神戸港のルーツは、1000年の歴史を持つ隣接する
港町兵庫になります。そして直接のルーツは網屋吉兵衛が
安永新田浜(今のメリケン波止場から第一突堤の辺り)に
船蓼場(ふなたでば)を築いたことに遡るのかもしれません。

 二つ茶屋村(今の元町4丁目あたり)の呉服屋に生まれた
吉兵衛は、木船がひしめく兵庫の港に船蓼場がなく不便である
ことに目をつけたようです。江戸幕府の軍艦奉行であった
勝海舟は、この船蓼場を見て、これを利用して「海軍操練所」
を設立することを将軍家茂に建白し、坂本龍馬が塾長を勤めた
諸藩の志士のための「海軍塾」と共に1864年に開設され
ました。

 1858年(安政5年)日米修好通商条約により兵庫港が対外的に
開港されることになったが、実際には国内の重要な港であった
兵庫港ではなくて、「海軍操練所」の辺りに港を開いて
「兵庫港」と称して開港したようです。ちょうど「神戸村」
の辺りになります。結局、この港の近くに居留地が出来、
「神戸」の名前が著名になって、「神戸港」となり、町の
名前も「神戸区」から「神戸市」になりました。

 「兵庫」の名は県名になりましたが、これは神奈川と横浜
も偶然同じような経緯をたどります。

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 当時の摩耶山は、禿山だったようです。薪のためという説が
ありますが、明治期の生田川や湊川の付け替えも、禿山故に
川の氾濫が多かったのかもしれません。

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 昔は「突堤」が中心でしたが、今は岸壁、コンテナ・ヤード
が中心です。メリケン波止場も今は昔…


posted by student at 01:00| 日記

2007年07月08日

兵庫津・和田岬

 「兵庫県」という名前の由来となる地・兵庫津、兵庫の泊。
現在の神戸の卸売市場の辺りが、当時の港や宿場町の中心に
なるようですが、その辺りは運河が巡らされて、神戸の街の
中でも千年の歴史を刻む地になります。

 その和田岬を巡るように走っているのが神戸地下鉄海岸線
です。

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 地下鉄山手線との乗換駅である新長田駅から和田岬を巡って
神戸駅の浜側を経て、栄町、京町筋を経て、三宮・花時計前
まで。

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 車内は、ロンドンの地下鉄の名称であるThe Tubeがぴったり
するような感じで、チューブ状の狭い電車です。

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 この和田岬には、JR和田岬線も走っています。兵庫駅から
一駅だけの盲腸線、JR山陽本線の支線になります。

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 朝夕の通勤時間帯しか運行しておらず、神戸の市街地の中で、
唯一利用したことがない駅です。

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 三菱重工の造船所の目の前に駅があり、そこは神戸の
工場地帯になります。駅の改札は自動化されておらず、
昼間はお休みです。「駅」と言っても、かなり特殊用途の
駅です。朝夕は、物凄い人の流れがあるのですが…

 モダン、産業化の典型例かもしれません。

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posted by student at 05:12| 日記

2007年07月07日

過負荷な一週間とカフカ

 今週は、1学期試験前の授業の総決算をして、
生徒のポートフォリオの確認、試験の作成と
慌ただしく時が流れたように感じます。アンケート
調査の統計処理で神戸サテライトで半日パソコンの
前に座って、精根尽きつきたのも今週です。週3回の
サテライトの授業もあり、今週は修論の研究打ち合わせ
も一対一で2時間あまり…、ほんとうに多忙な1週間
でした。サテライトの授業が終わって帰宅すると疲労感
はシャワーとビールだけでは解消できず、毎晩熟睡
できています。ダイエット効果も大きいようです。

 「過負荷」、まさに今週はオーバーロードでした。



 昨晩、神戸駅に到着すると、改札近辺で人だかりが
出来ていました。ダイヤの乱れかなあ〜と思っていると
須磨駅の近くで人身事故があった旨のアナウンスが流れ
ました。

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 最近、毎日のように鉄道の人身事故の報に接します。
大きな事故でなければ、「〜分間運転見合わせ」や
「〜万人に影響」という取り扱いだけで、事故そのもの
に関しては、あまり触れられないことがあります。

 昨晩の事故も、事故の状況がわからないままで生命に
別状はなかったのかとか、そういう説明がないままに、
淡々と運転見合わせや再開の目処に関してのアナウンス
が続き、乗客の方々も、「生命は大丈夫だったのですか?」
と駅員に問い合わせるのではなくて、電車が止まったことに
対するイライラを駅員にぶつけたり、振り替え運転や再開
の問い合わせをしたり・・・。

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 事故の当事者のご家族や関係者の方々にとっては、
大きな鉄道事故であっても、たった一人の踏み切り事故
であっても、どちらもショック・衝撃度は大きいと思うの
ですが,他の方々にとっては多くの被害者を伴う大きな
鉄道事故でもない限り「迷惑」にしか感じないように
なってしまっているのかなあ〜と昨晩思いました。

 新快速電車は復旧が遅れたようで、神戸駅には、
新快速がドアを開けたままホームに止まっていました。



 今週の教育心理学の授業では、「自明性を問う」という
ことが大きなテーマでした。その背景には「常識は身体化
されている」ということに対して 「常識」自体を問うこと
があり、それはまさに「常識に捉われること」を問う
ことであるわけです。

 今日取上げた作品は、ガーフィンケルの「カラートラブル」
です。そしてカフカの「掟の門」。

カフカの「掟の門」は、何度読んでも私にとっては過負荷
だなあ〜と再認識しました。

〜 掟の門 / カフカ 〜

 掟の門前に門番が立っていた。そこへ田舎から一人の男が
やって来て、入れてくれ、と言った。今はだめだ、っと門番は
言った。男は思案した。今はだめだとしても、あとでなら
いいのか、とたずねた。

「たぶんな。とにかく今はだめだ」

と、門番は答えた。

掟の門はいつもどおり開いたままだった。門番が脇へよった
ので、男は中をのぞきこんだ。これをみて門番は笑った。

「そんなに入りたいのなら、おれにかまわず入るがいい。
しかし言っとくが、おれはこのとおり力持ちだ。それでも
ほんの下っぱで、中に入ると部屋ごとに一人ずつ、順ぐりに
すごいのがいる。このおれにしても三番目の番人をみただけで、
すくみあがってしまうほどだ」

こんなに厄介だとは思わなかった。掟の門は誰にも開かれて
いるはずだと男は思った。しかし、毛皮のマントを身につけた
門番の、その大きな尖り鼻と、ひょろひょろはえた黒くて
長い蒙古髯をみていると、おとなしく待っている方がよさそう
だった。門番が小さな腰掛けを貸してくれた。門の脇にすわって
もいいという。男は腰を下ろして待ちつづけた。何年も待ち
つづけた。その間、許しを得るためにあれこれ手をつくした。
くどくど懇願して門番にうるさがられた。ときたまのことだが、
門番が訊いてくれた。故郷のことやほかのことをたずねて
くれた。とはいえ、お偉方がするような気のないやつで、
おしまいにはいっつも、まだだめだ、と言うのだった。

たずさえてきたいろいろな品を、男は門番につぎつぎと
贈り物にした。そのつど門番は平然と受けとって、こう
言った。

「おまえの気がすむようにもらっておく。何かしのこした
ことがあるなどと思わないようにだな。しかし、ただそれだけ
のことだ」

永い歳月のあいだ、男はずっとこの門番を眺めてきた。
ほかの番人のことは忘れてしまった。ひとりこの門番が
掟の門の立ち入りを阻んでいると思えてならない。彼は
身の不運を嘆いた。はじめの数年は、はげしく声を荒げて、
のちにはぶつぶつとひとりごとのように呟きながら。

そのうち、子どもっぽくなった。永らく門番をみつめて
きたので、毛皮の襟にとまったノミにもすぐに気がつく。
するとノミにまで、おねがいだ、この人の気持ちをどうにか
してくれ、などとたのんだりした。そのうち視力が弱って
きた。あたりが暗くなったのか、それとも目のせいなのか
わからない。いまや暗闇のなかに燦然と、掟の戸口を通して
きらめくものがみえる。いのちが尽きかけていた。死の
まぎわに、これまでのあらゆることが凝縮して一つの問い
となった。ついぞ口にしたことのない問いだった。からだの
凝縮がはじまっていた。もう起き上がれない。すっかり
ちぢんでしまった男の上に、大男の門番がかがみこんだ。

「欲の深いやつだ」

と、門番は言った。

「まだ何が知りたいのだ」

「誰もが掟を求めているというのに・・・」

と、男は言った。

「この永い年月のあいだ、どうして私以外の誰ひとり、
中に入れてくれといって来なかったのです?」

いのちの火が消えかけていた。うすれていく意識を呼び
もどすかのように門番がどなった。

「ほかの誰ひとり、ここには入れない。この門は、おまえ
ひとりのためのものだった。さあ、もうおれは行く。
ここを閉めるぞ」
posted by student at 06:21| 日記

2007年07月06日

VoIP(IP電話)講習会

 今日は、VoIP(ヴォイプ)・IP電話の技術講習会があり
受講してきました。午前中は講義で午後は実習、ネットワーク
シミュレータとIP電話機を使った設定と実習です。

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 ネットワークシミュレータという模擬ネットを実現する装置に
IP電話機を接続して設定をすると、ネットワークシミュレータ
に組み込まれたSIPサーバによってIP電話を体験することが
出来ます。ネットワークシミュレータではIP障害を設定する
ことが出来て、パケットロスやパケット遅延、パケット揺らぎ
を発生させて電話の品質を体験することが出来ました

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 ADSL回線のシミュレーションも可能とのこと、帯域制限や
被ノイズ状態をつくりことも出来るスグレモノです。担当の方に
値段を聞くと200万円弱です。電力系の模擬送電システムに
比べると安いなあと思いました。

 
posted by student at 01:00| 日記

2007年07月05日

古墳への道

 神戸の西の端、神戸市垂水区、明石海峡を目前に眺める
ことが出来、明石海峡大橋の本土側も明石市ではなくて
神戸市垂水区になります。

 明石海峡や四国へ連なる淡路島(阿波路)、五畿内の海
である大阪湾、そして西国につながる播磨灘・瀬戸内海を
一望できる垂水の地に五色塚古墳があるのですが、垂水駅
から、この古墳に至る道(私は密かに古墳道と名付けています)
の入り口が細い坂道で、ちょっとわかりにくいです。

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 この古墳道には、茶系の色の舗装がされていますが、
昨晩、バス道の商大筋から、この古墳道に入る坂道を
見上げると、色温度の高い水銀灯の光に照らされて
ちょっと幻想的な光景でした。

 昨晩は、雨のあがった夜の古墳道を通って自宅に…
posted by student at 05:31| 日記

2007年07月04日

梅雨の午後

 今日から期末試験です。試験監督が1コマありましたが
どうも試験監督は苦手です。時間を持て余して、時計ばかり
気にして「早く終わらないかなあ〜」と感じています。
なんだか試験監督の時だけ、時計の針がゆっくり進むような
感覚に陥ってしまいます。

 残りの時間は自分の担当の科目の試験作成をして、午後からは
夏休暇を半日とりました。

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 雨の三宮駅のプラットホーム、ちょっとしっとりした雰囲気
です。梅雨が明けると、このホームも違った貌を見せてくれ
ます。神戸の街の中のシンボリックな場所の1つです。

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 三宮の街の中は、いろいろな傘をいっぱい見ることが
できます。安い傘・お洒落な傘、大きな傘・小さな折り畳み傘、
無造作に傘をさしている人、傘をさすのを愉しんでいるいる人、
雨の街も眺めていると飽きないです。

 「傘をさす」は"put up an umbrella" ,
"walk under an umbrella" ,"open an umbrella"といろいろな
言い回しがあるようです。

 *

 今日の「半日・夏休暇」は、神戸サテライトでデータ処理で
潰れてしまいました。統計データの処理が、自宅や職場の
パソコンでは出来ないので、サテライトのパソコンに向かって、
とりあえずデータは得られたのですがヘトヘトになってしまい
ました。その後1コマ授業を受けたのですが、試験監督、
試験作成、データ処理と授業で、いつもより疲労感が高かった
です。

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 アンケート調査のデータの分類作業を、データ間の距離を
元にクラスター分析でカテゴリー化する作業ですが、
「距離」って?? と考えると、距離の定義の仕方分類の
されかたが異なり、多くの処理結果と新たな疑問が…



posted by student at 23:49| 日記

2007年07月03日

21歳の半夏生(はんげしょう)

昨日は、半夏生(はんげしょう)でした。夏至から数えて
11日目、現在では7月2日頃になります。農家には節目の日で、
この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする
風習もあるそうです。この日は天から毒気が降ると言われ、
井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は
食べてはいけないとされたりしたそうです。関西では、
この日に蛸を食べる習慣があるそうで、帰りにマックス・
バリューに立ち寄ると、鮮魚コーナに「半夏生」の旗が
あって、蛸が並べてありました。

 …実は、昨日、はじめて「半夏生」を知りました。ほとんど
職場の大先輩の受け売りです。ひとつ賢くなりました。



昨晩の、体組織計の結果を報告します。体組織計を買って4回目
の報告です。 

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体重は61.5kg

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体脂肪は12.5%

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基礎代謝は1463Kcal

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体内年齢は、21歳をキープ♪

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内臓脂肪レベルは5.5

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そして筋肉スコアは0です。

4月28日、5月8日、5月28日、7月2日のそれぞれの増減は、

体重[kg]
4/28  5/8  5/28  7/2
64.4  63.1  62.0  61.5

体脂肪[%]
4/28  5/8  5/28  7/2
13.9  12.3  11.2  12.5

基礎代謝[Kcal]
4/28  5/8  5/28  7/2
1514  1508  1498  1463

体内年齢[age]
4/28  5/8  5/28  7/2
21   21   21   21

内臓脂肪レベル
4/28  5/8  5/28  7/2
7.0   6.0  4.5  5.5

筋肉量[kg]
4/28  5/8  5/28  7/2
    52.4  52.2  51.0

 体重は2ヶ月で3キロの減量ですが、でも、内臓脂肪が
ちょっと上昇気味で、筋肉量も減少傾向、体脂肪が停滞
しています。運動量が減っているので、体重の減少が、
脂肪分の減少ではなく、筋肉も落ちていることになって、
内臓脂肪が、上昇気味なのが気になります。基礎代謝も
徐々に下がっているので、ちょっと運動不足で夏バテ
ということだと思います。

 内臓脂肪を減らして、筋肉量を増加させないと、夏バテ
のままです。そして体内年齢21歳のキープもむつかしいです。

 … この夏の目標は、毎週自転車で100キロです!


posted by student at 01:00| 日記

2007年07月02日

あいだ、距離、点と線

木村敏さんの「あいだ」は、私の愛読書の一冊です。この本に
出会って、もう十数年になります。

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「ひと と ひと との あいだ」それは、今、問題意識を持って
いるアフォーダンスの観点からも、また、相互作用の観点
からも、「あいだ」は改めて再認識する必要があるなあ〜と
感じています。

 「センス」のアンケート調査のデータ処理で、カテゴリー化
の手法として因子分析やクラスター分析で悩んでいます。
因子分析は、相関であり「相似」を扱うのですが、クラスター
分析は、「距離」を扱います。まさに、要素間の「あいだ」を
問題にする分析です。



 半月ほど前、補習で、生徒から質問を受けて、ちゃんと
答えられなかった問題があります。「点と直線の距離」の
問題です。斜め向かいの数学の先生にお聞きすると、数Uの
教科書に載っている旨、教えてもらいました。でも、教科書
では証明(式の導出)をしていないようで、ちょっと自力で
頑張ってみました。結局、数時間掛かりました。

 「点と直線の距離」は、下図のPHを求める問題です。

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 私なりに苦労した解答です。

直線ℓが(a)式で表現されている。
ax+by+c=0 … (a)

式(a)を変形して、

y = -a/b・x - c/b … (a)'

x = -b/a・y - c/a … (a)''

点Pを通って、x軸に平行で、直線ℓと交わる点をAとすると
点A(x1,q) のx座標であるx1は、直線ℓ上なので
  x1 = -b/a・q - c/a
故に
  PA = p + b/a・q + c/a
    = 1/a・( pa + bq +c ) … (b)

同様に点Pを通って、y軸に平行で、直線ℓと交わる点をBとすると、
点B(p,y1) のy座標であるy1は、直線ℓ上なので
  y1 = -a/b・p - c/b
故に
  PB = q + a/b・p + c/b
    = 1/b・( bq + pa +c ) … (c)

AB間の距離は、式(b),(c)より、

AB = √〔 { ( pa + bq +c )/a }^2 + { ( bq + pa +c )/b }^2 〕
  = √〔 { (1/( a^2 ) + 1/( b^2 ) }・( bq + pa +c )^2 〕
  = √( a^2 + b^2 ) / |ab| ・ | pa + bq +c | … (d)

∠HPA = ∠HBP , ∠HAP = ∠HPB , ∠PHA = ∠BHP = より

△PABと△HPBは相似となるので、

PA:AB = PH:PB

式(b),(c),(d)より、
PH = (PA・PB)/AB
  = |ab|/√( a^2 + b^2 ) ・ ( pa + bq +c )^2 / | pa + bq +c | ・ 1/(ab)
  = | pa + bq +c | / √( a^2 + b^2 )

故に、直線ℓと点Pとの距離dは、

d = | pa + bq +c | / √( a^2 + b^2 )




 点と点の距離は簡単ですが、点と線の距離は、ちょっと
難しいです。ほんとうは、線形代数学のベクトルを用いて
スマートに解きたいですが…

 「点と線」… ちょっと松本清張の作品にタイトルみたい
です。


posted by student at 20:04| 日記

2007年07月01日

幼年教育におけるアフォーダンス

 幼年教育の授業において、幼児の音楽表現と身体の動きに
ついて考えさせられています。

 以前から読みたいと思っていたアフォーダンスに関する
本を、ようやく入手しました。

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 環境という観点からアフォーダンスを捉える時に、「環境と
持続して接触している身体」という観点は大切なモノのように
感じています。「知覚システムの洗練と分化」を発達と考える
と、環境に多様に存在する情報を特定できるように、知覚
システムを不断に豊かにしていくプロセスを「学習」と捉える
ことができ、それは「知識の蓄え」とは、また違ったベクトルを
持っているように思います。

 幼児教育におけるアフォーダンスを考える時に、それはまさに
環境問題のように思います。幼児におけるアフォーダンスは、
「知」が先行するのではなくて、身体での接触であり、身体と
対象の動的関わりが「活き活き」と活気に満ちていることが
大切なように思います。それはまさに「遊び」ではないかと
思います。

 環境から与えてくれる「余地」であり、また環境に発見
する「余地」であり、自らつくりだす環境という「場」が
遊びのアフォーダンスのように感じます。



 
posted by student at 07:26| 日記