2008年02月26日

卒業

 今日は卒業式(卒業証書授与式)でした。

 あいにくの雨模様、寒い2・26でした。



 遡って…

 先週の水曜日(20日)は予餞会でした。
卒業の前に行う送別の会です。会場は三宮の
国際会館でした。

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 準備は予餞会の開始から2時間ぐらい前から
丹念に…

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 トイレの便器の上の空間、最初は飾りだと思った
のですが、物置のスペースにもなるのに気付きました。

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 生徒達が入場してきました。

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 予餞会の冒頭は表彰です。県大会優勝や各種の
懸賞に関わる表彰が続きます。

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 その後は、3年間の思い出のスライドショーの映写、
そして映画鑑賞でした。映画は「ヘアスプレー」、
なかなか見応えがありました。



…そして今日の卒業式。

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 朝一番の式場は、なんだか厳粛な雰囲気でした。

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 10クラスで約400名、在校生の代表と保護者、
そして教職員とでメインアリーナは1000人以上。

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 つつがなく式は終わって退場シーンです。

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 保護者の方々が携帯やデジカメで撮影する姿が
目につきました。特に携帯が多かったです。

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 小雨の中、傘をさして会場の外で警備・誘導係
だったので、入場シーンは見ることが出来ません
でした。式の後半しか…

 教室では最後のホームルーム、担任の先生から
保護者の方々も見守る中、卒業証書を手渡されて
いました。

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 それぞれのクラスで、クラスや担任のカラーが
滲み出ていました。

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 写真を撮っていると、ポーズをとってくれました。
担任の先生も苦笑い…失礼しました。

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 卒業式の後、顧問をしている部活で、ジュースと
お菓子で、ささやかなお祝いの会をしました。

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 紅白饅頭です。神戸・風月堂でした。

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 夕方から雨が強くなり、風も出て寒くなりました。
同じ敷地にある定時制課程の高校の卒業式が、同じ
会場で夜に行われます。



 別れ、そして春には新たな出会い…
posted by student at 22:55| 日記

2008年02月24日

携帯電話

 携帯電話を買い換えました。

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 よく街で見掛けるauの手提げ袋に入れてもらいました。

 それまではツーカでした。ツーカが3月末でサービスを
停止するので、仕方なく…です。

 左側が、これまでのツーカです。丸みを帯びたレトロ調の
デザインで気に入っていました。今度のが右側です。
かなり薄くなりました。

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 液晶の画面は大きく、そして見やすくなりました。

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 でも…、以前のツーカはプリケイでした。通話と
スカイメールというショートメールだけです。Eメールも
128文字まで送受信が出来て、受信は無料だったので
パソコンメールを転送して、冒頭の部分だけは確認が
出来ていました。今度のauはプリペイド、Cメールという
のは使えますが、これはauの携帯電話同士を電話番号で
ダイレクトに送受信するみたいで、Eメールがまったく
使えなくなりました。

 デジカメも携帯音楽プレーヤ(MP3プレーヤ)も持って
いるので高機能の携帯は必要ないのですが、でも、
これまで携帯でEメールのチェックが出来ていたのが
出来なくなるのは不便です。

 切り替えに40分待たされたので、その間にUSBから
充電できるコードをダイソーで105円で買いました。
今、充電しています。

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番号ポータビリティーで携帯電話の番号はそのまま
ですが、メールはCメールのみです。




 最初は関西電力系のアステルというPHSサービスの
待っTEL(マッテレ)でした。基本料が無料で、受信
だけなら通話料もまったく掛かりません。プリペイド
カードで電話を掛けることも出来ました。アステルが
PHSサービスをやめたので、無料でツーカのプリケイに
変更してもらって、その後ロングプリケイという
サービスが出来て、3000円のカードで360日、毎月
250円ぐらいの維持費で済んでいました。今度はツーかも
サービスをやめて、今までのロングプリケイの契約者は
auのプリペイドに変更すると、最初の1枚だけ1年間の
通話サービスとなるので、これを活用しない手は
ありません。今までのプリケイの残額をauのプリペイド
で貰った1000円カードが13枚。あまり使わなければ
2年はお金が掛かりません。
posted by student at 16:00| 日記

2008年02月22日

区境

 職場近くにある「栄食堂」に久し振りにお昼を
食べに出ました。冬の好日、空気は冷たいですが
陽射しは暖かく、晴れると春を感じます。

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 この辺りは、神戸市の中央区と灘区の区境があります。
中央区は元町や三宮があり神戸の中心地区です。そして
灘区は、浜側には灘の酒蔵があったり神戸製鋼の製鉄所
があったり、山側には学校が多いというような工場地帯と
文教地区が共存する地区です。

 国道2号線のここから東が灘区です。

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そして、ここから西が中央区です。

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posted by student at 09:30| 日記

2008年02月19日

分かる授業

 「分かる授業」という公開授業を見てきました。

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 市内の中学校での開催で、高校とは校種が違う
ので、また違った視点や視野から学ぶべきことが
多いかなあ〜と思って参加しました。所属している
大学院の同じコースでお世話になった先生が指導助言を
されるのも参加のきっかけでした。

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 国語の現代詩、班ごとにみんなの前で音読の発表を
していました。まず班ごとに練習です。

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そして班ごとに、前で工夫を凝らした音読の発表。

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同じ国語ですが、こちらは古文です。途中からだった
ので速読コンテストは聞けませんでした。その後に
班ごとに、違う古文のテキストを渡されて、それを
読む練習だそうです。テキストを選ぶくじ引きで
班の代表が前に…

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 今日はじめて目にする古文のテキストを前に、
班の中で教えあっていました。

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数学、クラスを半分にした少人数制です。更に班分け
をしていました。

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 少人数の、もう片側です。こちらも班ごとになって
教えあっていました。

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 社会科、地理で東京を扱っていました。先生が
リードして、挙手させて当てていました。

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posted by student at 09:21| 日記

2008年02月18日

海の幸 増田屋

 職場の先輩と、垂水の鮨屋さん・増田屋をご一緒
しました。ちょっと久し振りでしたので、最初の
荒磯(お造りの盛り合わせ)や天ぷらの写真が
ありません。サザエのつぼ焼きも…

 ヒレ酒、香ばしい香り…

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 これはクエ鍋です。冬場はお造り、天ぷら、鍋、
そしてもちろん鮨と、海の幸をいろいろな形で
愉しめます!

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 いろいろ愉しんだので、お鮨は、マグロ、ハマチ、
鯛、そしてたまごでお腹いっぱいになりました。

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 その後、カラオケに・・・これはかなり古い唄です。

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posted by student at 09:06| 日記

2008年02月17日

 久し振りに社へ行ってきました。

 …社、やしろです。一昨年の4月から平成の大合併で
加東郡社町から加東市になりました。地名として
加東市社は残っています。昨年の3月まで毎日通って
いました。

 神戸市から国道175号線を北上して三木市
に至り、更に小野市を通過して加東市に入ります。
三木市の国道沿いに設置している温度計がー5度。
凍結注意の赤い文字が点滅していました。

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 朝日の田んぼの枯れたヒコバエが輝いていました。
加東市は、お酒のお米・山田錦の産地ですが、
麦畑も広がっています。

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 まだ若い麦の穂に朝露が朝日に輝いている光景を
見ると、寒さを忘れてシャッターを押し続けました。 

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 畦道の可憐な小さな花も朝日に輝いて、なんだか
美しくて、寝そべるようにして写真を撮りました。 

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 冬の嬉野キャンパス、これまでに何枚も写真を撮って
いるのですが、また何枚も撮ってしまいました。

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 ゼミ室です。日曜日の朝、誰もいませんでした。

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 お昼過ぎに雲に覆われて吹雪…。社は播磨平野の
北の最果て…を実感しました。

 お昼は、社の街まで出掛けました。

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 旧国道から社の街に入る「社交差点」です。佐保神社、
やしろの森の看板が吹雪で見えにくくなっています。

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 社交差点にあるコバヤシ、昨年度は、いつも前を
通過するだけでしたが、はじめて中に入りました。

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白身魚のフライ定食、結構ボリュームがありました。

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神戸新聞のローカルニュースのページが「北播」
となっていました。なんだか懐かしく、思わず
シャッターを…。

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 同期の方と、社交差点から旧国道沿いを南へ車で2〜3分の
処にある「豊後」 で夕食をご一緒しました。久し振りに
お会いして おしゃべりに夢中になって、せっかくの
ご馳走を デジカメで撮るのを忘れてしまいました。
posted by student at 20:51| 日記

2008年02月14日

推薦入試

 今日は、勤務校は推薦入試でした。

 昨日は短縮授業で、6時限終了後に大掃除でした。
私はトイレの掃除監督です。狭いトイレに10人の
生徒が…。まあまあ真面目に掃除をしてくれましたが
終了後点検すると、細かい処までは出来ていません。
仕上げをして15分ほどで完了しました。

 自宅に、あまり香りが好みではない芳香剤が使わぬ
ままになっていたので、今朝、担当のトイレに持って
きました。

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 大掃除後に部活後の生徒が使ったのでしょうか?床に
足跡がついていました。気になって、さっとモップ掛け。

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 綺麗になりました♪ 



 帰宅の通勤途上、ホームの売店の夕刊紙の
見出しが気になりました。

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 夕刊フジ、今日の神戸版には大きな見出しで
「あす暴落」とデカデカと…

 ちなみに今日の東証・日経平均株価は
+558円でした。
posted by student at 21:19| 日記

2008年02月13日

 朝、寝床の中で、ラジオをつけて、まだ意識が
朦朧とした状態で耳に入ってきたアナウンサーの
「神戸は雪…」の声…

 あわてて窓の外を見ると、水滴がついた窓の外の
暗がりには雪が浮かび上がってきませんでした。でも、
目が覚めました。

 玄関を出ると、寒さが身に沁みます。でも快晴で
見上げた空は、グラディエーションの美しさに
しばし歩みをとめて見とれてしまいました。

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 肉眼では、明けの明星が東の空にかすかに輝いて
いるのが見えたのですが、夜明けが早くなって
以前のようにデジカメの写真にクッキリとは写って
くれませんでした。

 電車の車窓を眺めていると、市街地に入って
長田辺りまで来ると、家々の屋根にかすかに白いもの
が残っていました。そして朝のラジオの「神戸は雪…」
を思い出しました。

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 灘駅でおりて駅前の広場で、菜の花の黄色い花が
鮮やかに輝いていました。「春告草」という言葉が
頭の中に浮かびました。

 日中は、雪が舞い続け、時折、吹雪のように雪が
舞った寒い神戸の冬の一日でした。
posted by student at 21:45| 日記

2008年02月12日

八割磨 奥播磨

 帰宅途中、須磨駅で途下車して、たんもと商店に
行ってしまいました。奥播磨・八割磨が気になって…

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 前回、奥播磨・八割磨を買ったのは1月24日
(ブログを見れば、自分の行動がわかります!)、
その時は四合瓶でしたが、今回は1升瓶を買い
ました。たんもと券を2枚貰いました。

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 さっそく、呑んでしまいました!

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 吟醸や大吟醸とは違いますが、2割しか
磨かない米の味がするような荒削りのお酒は
私にはピッタリです!
posted by student at 20:50| 日記

2008年02月11日

坂道を上って・・・

 我が家は丘の麓にあります。
JR神戸線の垂水駅周辺は福田川の河口に近く、
駅の南には垂水漁港が広がっています。
そこから坂を上って我が家があります。
更に坂は続いています。

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 この辺りは歌敷山という地名、坂を上る
と言うよりも山を登っている感じです。

 そして振り向けば…

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 この坂道は、多少曲がりくねっていますが
海岸線沿いの国道2号線の交差点まで続き、
その先はアジュール舞子の海岸。写真の上は
大阪湾で、行き交う船が写っています。
そして右上には淡路の島影も…。この位置
からは建物が邪魔ですが、明石海峡と明石海峡
大橋、そして淡路、大阪湾が一望できる
場所です。愛徳学園が一番良いロケーション、
山のてっぺんに鎮座しています。

 その北側は、ちょっと坂を下って、星陵台の
バス通り、そこに“びっくりラーメン”の店が
あります。

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 冬の好日、店の上のマンションで布団を
干していました。なんだか長閑な光景でした。
posted by student at 16:41| 日記

2008年02月10日

口述試験&広島焼き 

 昨日はサテライトで修士論文の口述試験がありました。

 あいにくの雨模様、時折みぞれ混じりになって、それが
雪にかわったりと寒い一日でした。

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 口述試験は30分間で、5分以内の論文の趣意説明に
続いて質疑応答…趣意説明は5分ぐらいでしたが、質問が
続いて40分以上掛かってしまいました。

 「センス」という言葉を使った研究は先行研究が
少ないのですが、でも「センス」という言葉は使わずとも
類似の問題意識を持った研究は多く、その辺りはもっと
しっかりと文献調査すべきだったと反省しています。

 メタ・センス… 厳しい質問も多かったですが、
その中にはこれからの研究の方向性を与えてくれる
ようなものもあり、暖かさも感じた口述試験でした。
「メタ・センス」という言葉は、論文では使いません
でしたが、しっくり落ち着く言葉です。


 指摘いただいた問題点を書き直して、1週間後に
提出です。  … あと一息です。


 雪の中を嬉野キャンパスから同じゼミのメンバーが
駆けつけていただき打ち上げ。とりあえずモザイクに
行って何処に入ろうか悩んでいたのですが、結局
元・同じ職場の先輩が開店したお好み焼き屋さんへ

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ちょっと宣伝です。

「睦月」広島焼・鉄板焼きの店です。
湊川神社の横、婦人会館の浜側にあります。

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 カウンターだけの店で、ゆったり落ち着く店です。

 その後居酒屋に行って、帰宅すると11時前、そのまま
眠ってしまいました。
posted by student at 10:11| 日記

2008年02月08日

浮世絵

この建物、わかるでしょうか?

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神戸市立博物館です。

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旧東京銀行神戸支店の建物です。

今ここで特別展が開催されています。
今日の放課後、生徒を引率して鑑賞
してきました。総合的な学習の一環で
入館料の減免の制度があって、それを
活用しました。

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ヴィクトリア&アルバート美術館所蔵の
浮世絵名品展が開催されています。館内は
撮影禁止ですが、ここだけは記念撮影が
出来ます。

 錦絵、狂歌絵本、団扇絵…美人画が
多かったように思います。

 江戸期の文化・浮世が滲み出た光景
がズラッと並んでいました。芸者、役者、
遊女…艶っぽい画や狂歌を、もっともらしい
顔で鑑賞している姿を見ていると、ちょっと
可笑しくなりました。こんな見方をする画
なんだろうか?そんなことを考えて
しまいました。

 …少なくとも高校生が鑑賞するものだろう
かと、引率をする身で悩んでしまいました。
時間の経過というオブラートがそれを許し
いるのでしょうか…??

posted by student at 20:17| 日記

2008年02月07日

元日 そして「孤」 シングル・セル

今日は、新しい年の初め、お正月です。

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 旧暦のお正月ですから新月、数日前までは
明けの明星の金星と木星の近くに細い月の姿が
東の空にあったのですが、今朝は金星と木星
だけでした。



 作家の増田みず子の作品で「シングル・セル」
という小説があります。1986年に泉鏡花文学賞
を受賞した作品です。私の大好きな小説の一つ
です。シングル・セルとは、一般には単細胞
ですが、この小説では孤細胞と言い表しています。

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 この小説の中から幾つか引用します。

  …弧細胞です。孤独の弧。植物や動物をね、
 ばらばらにほぐして、一個ずつの細胞状態に
 してしまう。余分なものを除いてしまった
 純粋な細胞にしてやると、いろいろと命の
 しくみが見えてくる。

  …科学処理によってシングルセル化した
 細胞も、そのまま放置しておくと、二個三個と
 再び寄り添い、集合して、やがて固まって
 しまう。だからそうさせないためには、攪拌
 し続けねばならない。

  …シングルセル化した細胞は、条件さえ整って
 いれば、確かにそれ一個で活き続けるから、
 独立した生物とも言えるが、しばらく生きて
 るうちに、細胞壁が異常に肥大して、つまり
 身を守るカラが厚くなり過ぎて、やがて窒息
 死してしまう。外から栄養分を取り入れる
 ことができなくなってしまうのだ。細胞壁が
 厚くなるのは、もろい中身を守るための、
 過剰防衛である。

 街の中で、たくさんの人がいるのに、でも
互いに他人で、まったく関係を持とうとはせず、
無関係なまま。満員電車の中、混雑したスーパー、
横断歩道の青を待つ一群…互いに無関心のままで、
都会の中で多くの人が 集中しているにも関わらず、
孤独を感じることがあります。
posted by student at 19:59| 日記

2008年02月05日

Mのレクイエム 大江光の音楽

 大江健三郎…いろいろな作家の小説を読み漁った時期も
ありますが、敷居が高く、ほとんど作品を読んだことが
ないのが大江健三郎です。

 大江健三郎の作品に、もっとも影響を与えた人物は
息子の光と言われています。小説は敷居が高いの
ですが、「人生の習慣」という短編集に収められている
講演「信仰を持たない者の祈り」の中で幼い頃の息子・光
とのエピソードが著されています。このエピソードが
好きで、新潮から出ているカセット文庫を購入して私の
宝物のひとつになっています。

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 大江光のCD,何度も何度も聞き入ってしまうCDです。
素朴と言うよりも朴訥とした音楽です。

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 Mのレクイエムという曲は、光が恩師の訃報に触れて
その深い悲しみを顕した曲だそうです。

 「鳥の声を聞いたとき、それも一番最初に聞いて、
  二番目の鳥の声が聞こえる間、自分の心にあった
  ものが、私は自分としては、やはりある祈りみたい
  なものだったと思います。」
         “信仰を持たない者の祈り”より

 光の悲しみ、大江の祈り… Mのレクイエムを聴き
ながら、思いを馳せました。
posted by student at 05:00| 日記

2008年02月04日

立春の朝

立春の朝、でも寒かったです。

 1月上旬に比べると、朝も随分早くなりました。
最寄り駅の垂水の駅前では、東の空が赤くなるのを
見るようになりました。

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 東の赤い空から、だんだん青くなって、天頂では
青がかなり深まって、西の空はまだ暗いです。

 職場の近くの灘駅を降りる頃には、上空の空に
浮かぶ雲が真っ赤な朝日に照らされて「赤い雲」
が浮かんでいます。駅前の桜の木の枝には、かなり
膨らんだ蕾が…

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 なんだか幻想的な光景でした。
posted by student at 19:31| 日記

2008年02月03日

師匠の芸を受け継ぐ

 国道2号線は、神戸市内では昔の海岸線沿いの
旧山陽道(江戸期の西国街道)跡に、ほぼ東西に
横断しているのですが、西区の山中に国道2号線の
バイパスがあります。

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 国道2号線神戸西バイパス、垂水区の小束山交差点から
西区の伊川谷町別府まで一般道のバイパスがあります。
この一般道のバイパスは始点も終点も2号線に接続されて
いないので、ちょっとバイパスと言ってもピンとこないの
ですが、あまり混雑することがないので、時々利用して
います。昨日もこのバイパスを使って伊川谷まで。

 地下鉄の伊川谷の駅前に久し振りに出掛けたのですが、
伊川沿いのあまり集落のない処に駅があっただけだった
のが、この2〜3年で随分賑やかになっていました。



 朝の連続ドラマ「ちりとてちん」の先週の最後の部分で
師匠から若狭が「創作落語をやってみい」と言われる
シーンで終わりました。若狭は師匠の落語を受け継ぎたい
と創作落語の話を拒否するのですが、それでも師匠は
「創作落語をやってみい」と。

 芸を受け継ぐ(継承する)というのは、いったい
どういうことなのかなあ〜と考えさせられました。
昔なら録音も録画も出来ないので、師匠の芸を一字一句
一挙動をコピーするような「形」の継承も大切だった
と思いますが、それは「表面に顕れた形」の継承で
あって、芸風や“芸そのもの”の継承とは言えない
こともあるかもしれません。

 芸に対する心意気や志を受け継げば、たとえ芸の
形が変わっても、真髄は受け継がれているとも言えるの
ではないかとも思います。

 芸には、個性を殺さないと受け継げない場合も
あるかもしれませんが、逆に個性を活かして芸に
磨きをかけることが大切な場合もあるように思います。

 来週が楽しみです!
posted by student at 06:47| 日記

2008年02月02日

どんとこ米

 昨日、サテライトに入る前に、阪急百貨店の地下の
日本酒売り場に立ち寄ったのですが、試飲のコーナーが
ありました。日本酒をアレコレと物色していると「試飲は
如何 ですか?」と勧められました。但馬の朝来にある
田治米合名会社 という蔵元のお酒で「竹泉」(ちくせん)
というお酒。3種類の 試飲が出来るお酒があって、
他に誰もお客さんがおらず、全部 試飲させてもらい
ました。係りの人もこの蔵元のことは知らず、 「三木の
奥の方のお酒です」と言われていました。

 最初の試飲は「竹泉・どんとこ米 純米」、"どんとこ米”
とは酒米の名前だそうですが、ネットで検索しても
3年前の 鎌倉清酒研究会新年会が1件だけ、かなり
マイナーな酒米の ようです。或いは、別の名前がある
のかもしれません。

 その後には吟醸と大吟醸の順に試飲、どちらも山田錦
だそうです。吟醸と大吟醸を続けて味わうと、大吟醸は
美味しいなあと感じました。でもどんとこ米 純米も
味が あって私は好きです。この季節、鍋等脂っぽい
料理と一緒に 飲む酒は、ちょっと癖があったほうが
美味しいです。棚には 桐の箱に入った「19年度金賞
受賞酒竹泉大吟醸」があり ましたが試飲は出来ませ
んでした。四合瓶で5000円でした。

 どんとこ米という酒米があるということ、但馬・朝来に
竹泉という蔵元があると言うことを知り、3つの
お酒を 試飲出来たことが成果でした。
posted by student at 07:31| 日記